遺品整理を考えるきっかけ

遺品整理をしよう、と思われるきっかけとして
親が施設に入った、というのが多いです。

口で言うのは簡単ですが、
それまで色々なことがあったり、
すんなりと施設に入られることは
ほとんどないと考えています。

親御さんが施設に入られて
もうここに戻ってくることはない、
そう決まってから、遺品整理業社に
依頼されます。

中には自分でやろう、とやり始めた
ものの、物が多くて意外と大変だ、
そう気付いてから依頼される方も
いらっしゃいます。

とはいえ、遺品整理をやろう、と
決心するまでに至るには
心の葛藤やそれに至るまで
いろんなことがあってのことだと
お察ししております。

ですが、我々にできることは、
淡々と作業を進めること以外に
ありません。

ご家族であれば、写真ひとつ、
お皿ひとつ、それぞれ思い出が
あることでしょう。

それを手にとって、思い出してみたり、
作業が止まってしまいがちです。

ですので他人である業者の方が
１日で終わり、次のステップへ
進むことができるのです。

勇気がいるしお金もかかることですが、
我々の人生も限られています。

一歩進むお手伝いを今日も行います。